EC・B2C領域でAIに最も引用されていたのは、化粧品メーカーでも比較サイトでもなく YouTube でした。総合スコアは46.3%で、調査した全8カテゴリすべてで上位に入っています。ファッションからサプリメントまで、商品を検討するユーザーが参照する情報源として、動画レビューがすでにテキストメディアを上回っている実態が今回のデータから見えてきました。
本記事では、EC・B2C領域の 全8カテゴリ×240プロンプト×4プラットフォーム の組み合わせを3ヶ月間にわたり繰り返し調査し、カテゴリごとに最もAIに引用されたサービス・メディアを 「AI Search Cited Award 2026 上期」 として発表します。カテゴリによって美容雑誌が独占するもの、口コミサイトと専門家レビューが拮抗するもの、公的機関が優先されるものと、AIが信頼する情報源のタイプはカテゴリごとにまったく異なっていました。
AI Search Cited Awardとは
この記事の要点
EC・B2C部門の総合1位はYouTube(46.3%)で、調査した全8カテゴリすべてで上位にランクイン 240プロンプト×4プラットフォーム(ChatGPT・Gemini・Google AI Overviews・Google AI Mode)で実測 デジタル家電・ガジェットカテゴリはnote.comが90%を記録し、8カテゴリ中最も引用が集中 サプリメント・健康食品カテゴリのみ厚生労働省など公的機関が上位に入り、健康領域特有の傾向を示した ブランドバッグ・時計カテゴリでは専門EC「RASIN」が70%で汎用メディアを上回った
調査概要
項目 内容 調査名 AI Search Cited Award 2026 上期 対象AIプラットフォーム ChatGPT Gemini AI Overviews AI Mode 計測期間 2025年11月〜2026年1月(3ヶ月間) 対象部門 EC・B2C(全8カテゴリ) プロンプト数 各カテゴリ30プロンプト(合計240プロンプト) スコアリング AI引用スコア(AIに質問したときに引用元として表示される確率)
スコアリングの仕組み
本調査のスコアは、「そのカテゴリについてAIに質問したとき、引用元として表示される確率」を表しています。
カテゴリごとに設計した多数のプロンプトを4つのAIプラットフォームに投げ、各ドメインが引用元として1回でも表示されたプロンプトの割合をスコアとしています。たとえば、ある比較サイトのスコアが86.7%であれば、そのカテゴリに関する質問をAIに投げたとき、約9割の確率で引用元として表示されるということです。逆にスコアが30%のサイトは、3回に1回程度しか引用されません。
部門全体の総合スコアは、全8カテゴリのスコアを平均して算出しています。出現しないカテゴリは0%として計算するため、幅広いカテゴリで安定して引用されるサイトほど上位にランクインします。
同スコアのサイトが複数ある場合は、比較検討・課題解決・最終判断の3フェーズにおける引用の安定性を基準としています。特定のフェーズに偏らず、3フェーズ全体で均一に引用されているサイトほど、ユーザーの意思決定プロセス全体をカバーしていると評価し、上位としています。
AI検索時代のカスタマージャーニーとプロンプト設計
従来のSEOでは「検索キーワード」が起点でしたが、AI検索の時代ではユーザーが自然言語で質問する「プロンプト」が新たな起点です。本調査では、ECサイトやB2C商品を検討するユーザーのカスタマージャーニーに沿って、3つのフェーズでプロンプトを設計しました。
比較検討型
全体把握・情報収集
質問をして全体像を把握し、選択肢を広げる
課題解決型
検討・深掘り
回答結果を元に深掘りをしていき、条件に合うものを見極める
最終判断型
最終確認・行動
納得できる根拠を確かめ、具体的な行動に落とす
PHASE 1:比較検討型|全体把握・情報収集
質問をして全体像を把握し、選択肢を広げる
「2026年のトレンドファッションブランドを教えて」
「おすすめのワイヤレスイヤホンを比較して」
「人気の高級腕時計ブランドのランキングが知りたい」
PHASE 2:課題解決型|検討・深掘り
回答結果を元に深掘りをしていき、条件に合うものを見極める
「敏感肌向けのスキンケア化粧品の選び方は?」
「1万円以下で買えるコスパの良いスニーカーは?」
「一人暮らしにおすすめの家具ブランドは?」
PHASE 3:最終判断型|最終確認・行動
納得できる根拠を確かめ、具体的な行動に落とす
「美容家電の口コミが知りたい」
「信頼できるサプリメントメーカーの見分け方は?」
「高級腕時計の資産価値は本当に下がらない?」
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EC・B2C部門 総合ドメイン引用ランキング
まずは全8カテゴリを横断した、 EC・B2C部門全体 でのドメイン引用ランキングです。240プロンプト×4プラットフォームの全データを集計し、最もAIに引用されたサイトを表彰します。
順位 サイト名 ドメイン 総合スコア カテゴリ数 1位 YouTube youtube.com 46.3% 8/8 2位 マイベスト my-best.com 35.8% 8/8 3位 PR TIMES prtimes.jp 33.8% 8/8 4位 note note.com 32.1% 7/8 5位 価格.com kakaku.com 21.3% 7/8 6位 美的 biteki.com 19.2% 2/8 7位 ELLE elle.com 15.8% 3/8 8位 @cosme cosme.net 15.8% 3/8 9位 ヤマダウェブコム yamada-denkiweb.com 11.7% 2/8 10位 360LiFE 360life.shinyusha.co.jp 11.3% 2/8
youtube.com(46.3%)が総合1位 、全8カテゴリで引用される圧倒的な存在です。YouTubeの商品レビュー動画がAIの「信頼できる情報源」として最も高く評価されています。2位のmy-best.com(35.8%)も商品検証メディアとして同様に全8カテゴリで引用されており、動画レビューと第三者検証メディアがEC領域のAI検索を支配している 構図が鮮明です。3位のprtimes.jp(33.8%)はプレスリリースが新商品情報の一次ソースとしてAIに引用されており、EC事業者のPR戦略がAI検索にも直結することを示しています。
カテゴリ別アワード
ここからは、各カテゴリごとの引用ランキングTOP10を発表します。
ファッション(総合・ブランド)カテゴリ
ハイブランドからファストファッションまで、AIがどのメディアを参照して「おすすめ」を回答するかを調査しました。
プロンプト例
比較検討
「2026年のトレンドファッションブランドを教えて」
「人気の高いアパレルブランドを5つ教えて」
「コスパが良いファッションブランドのランキングを知りたい」
課題解決
「30代男性に合うビジネスカジュアルブランドは?」
「サステナブルファッションのおすすめブランドは?」
「安くて品質の良い通販サイトを探している」
最終判断
「人気ファッションブランドの品質の違いは?」
「信頼できるファッション通販サイトの見分け方は?」
「ブランド品の偽物を見分けるポイントは?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 PR TIMES prtimes.jp 43.3% 2位 プチ研 putiken.jp 43.3% 3位 ITmedia itmedia.co.jp 40% 4位 Remite remite.tokyo 33.3% 5位 bloom branch bloom-branch.jp 33.3% 6位 YouTube youtube.com 30% 7位 note note.com 26.7% 8位 DTナビ dtnavi.tcdigital.jp 20% 9位 JBpress jbpress.ismedia.jp 20% 10位 Wikipedia en.wikipedia.org 16.7%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 Louis Vuitton ラグジュアリーブランドの代名詞として最も多く言及 2位 UNIQLO ファストファッションの代名詞として安定的に言及 3位 Gucci ハイブランドとして比較プロンプトで言及 4位 ZARA グローバルファストファッションとして言及
カテゴリ分析
ファッションカテゴリの特徴は、PRメディアとランキング系個人メディアがほぼ同スコアで拮抗 している点です。prtimes.jpとputiken.jpがともに43.3%で並び、itmedia.co.jpの40%が続きます。ファッション業界では特定の比較サイトが圧倒的に強いわけではなく、プレスリリース(新作情報の一次ソース) と通販サイトの信頼性ランキング記事 がAIの情報源として同等に機能しています。ブランド言及ではLouis VuittonやUNIQLOといった知名度の高いブランドが直接言及されますが、ドメイン引用では個別のEC事業者よりもメディアやランキング記事を通じた間接的な露出 が支配的です。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめのブランドを教えて」「ランキングを知りたい」では、prtimes.jpのプレスリリースとitmedia.co.jpの調査記事がAIの定番情報源です。業界調査データを含むコンテンツ がAIに選ばれやすいといえます。
課題解決型
「コスパの良いブランド」「サステナブルファッション」など条件付きプロンプトでは、putiken.jpやremite.tokyoなど専門性の高いまとめ記事 が引用されています。ファッション領域では「テーマ別キュレーション記事」がAIの課題解決情報として有効です。
最終判断型
「通販サイトの信頼性」「偽物の見分け方」など信頼性を問うプロンプトでは、bloom-branch.jpやnote.comの実体験ベースの解説記事 が引用されています。消費者保護の観点を含むコンテンツが高く評価されています。
シューズ・スニーカーカテゴリ
ランニングからファッションまで、シューズ選びに関するAI検索の引用構造を分析しました。
プロンプト例
比較検討
「おすすめのランニングシューズを比較して」
「人気の高いスニーカーブランドを5つ教えて」
「2026年のスニーカートレンドを知りたい」
課題解決
「足が疲れにくいスニーカーの選び方は?」
「1万円以下のコスパが良いランニングシューズは?」
「ビジネスでも履けるスニーカーのおすすめは?」
最終判断
「人気スニーカーのモデル別の違いを知りたい」
「信頼できるスニーカー通販サイトはどこ?」
「偽物のスニーカーを見分ける方法は?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 スニーカーダンク snkrdunk.com 53.3% 2位 マイベスト my-best.com 53.3% 3位 YouTube youtube.com 43.3% 4位 PLUSTABI plustabi.com 40% 5位 靴.com kutsu.com 40% 6位 PR TIMES prtimes.jp 36.7% 7位 STYLE HAUS stylehaus.jp 33.3% 8位 AXT axt-japan.com 26.7% 9位 価格.com kakaku.com 26.7% 10位 すにらぼ sneakers-labo.com 23.3%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 Nike スニーカーブランドの代名詞として最も多く言及 2位 New Balance 履き心地重視のスニーカーとして安定的に言及 3位 adidas スポーツシューズブランドとして言及 4位 HOKA ランニングシューズの新興ブランドとして言及
カテゴリ分析
シューズカテゴリではスニーカー専門プラットフォーム(snkrdunk.com)と検証メディア(my-best.com)が同率1位(53.3%) で並んでいます。EC・B2C部門の中でも、専門特化型ECと第三者検証メディアが同等の引用力を持つ カテゴリはここだけです。snkrdunk.comはスニーカーダンクとして二次市場のプライスデータと真贋鑑定の信頼性がAIの情報源として評価されており、取引データという独自資産 がAI検索での優位性に直結しています。YouTube(43.3%)もレビュー動画として安定的に引用されています。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめを比較して」「ランキングを知りたい」では、snkrdunk.comの人気ランキングとmy-best.comの検証記事がAIの定番です。市場データを持つプラットフォーム が引用の中心を占めています。
課題解決型
「疲れにくい」「コスパが良い」など機能面のプロンプトでは、kutsu.comやplustabi.comといったシューズ専門メディア が引用されています。スニーカーカテゴリでは汎用比較サイトよりも専門性の高い情報源 がAIに選ばれる傾向が強いといえます。
最終判断型
「信頼できる通販」「偽物の見分け方」では、snkrdunk.comの真贋鑑定体制がAIの信頼根拠として引用されています。プラットフォームの信頼性担保機能 そのものがコンテンツとして評価されています。
ブランドバッグ・時計カテゴリ
高級ブランド品の購入・資産価値に関する情報源をAI検索で調査しました。
プロンプト例
比較検討
「資産価値が高い腕時計ブランドを教えて」
「人気のブランドバッグランキングを知りたい」
「投資としての高級腕時計はおすすめ?」
課題解決
「ブランドバッグの本物と偽物の見分け方は?」
「初めての高級時計の選び方は?」
「30万円以下で買える高級腕時計は?」
最終判断
「正規品を扱う信頼できる中古時計店は?」
「高級バッグの買取価格が高い店はどこ?」
「高級腕時計の資産価値は本当に下がらない?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 RASIN rasin.co.jp 70% 2位 YouTube youtube.com 63.3% 3位 鑑定局 kanteikyoku-web.jp 50% 4位 ジャックロード jackroad.co.jp 50% 5位 KOMEHYO komehyo.jp 46.7% 6位 STYLE HAUS stylehaus.jp 43.3% 7位 Gレア g-rare.com 43.3% 8位 価格.com kakaku.com 40% 9位 キングラム kingram-luxurystore.jp 36.7% 10位 ゆきざき gc-yukizaki.jp 36.7%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 Rolex 高級時計ブランドの代名詞として最も多く言及 2位 Louis Vuitton ラグジュアリーバッグの定番として安定的に言及 3位 Hermès 最高級ブランドとして言及 4位 Patek Philippe 高級時計として比較プロンプトで言及
カテゴリ分析
1位のrasin.co.jp(70%)は時計専門ECのRASINで、AIに時計について質問すると約7割の確率でこのサイトが引用元として表示 されます。ブランドバッグ・時計カテゴリで際立つのは、専門ECが汎用メディアを上回っている 点です。高級時計・ブランドバッグ領域では、専門ECが商品知識の深さで汎用メディアを凌駕 しています。jackroad.co.jp(50%)、kanteikyoku-web.jp(50%)と専門店のコンテンツが上位を独占 しているのが特徴的です。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめのブランド時計」「ランキングを知りたい」では、rasin.co.jpとjackroad.co.jpの専門店コンテンツ がAIの定番情報源です。高級品領域では鑑定・査定の専門性 がAIに高く評価されています。
課題解決型
「資産価値が落ちない時計」「偽物の見分け方」では、kanteikyoku-web.jpやkomehyo.jpなど鑑定・買取企業のコンテンツ が引用されています。実務知識に裏打ちされた記事が「課題解決」フェーズで高い引用率を獲得しています。
最終判断型
「信頼できる中古店」「買取価格が高い店」では、rasin.co.jpの販売実績やg-rare.comの相場データが引用されています。取引実績と市場データを持つ事業者 がAI検索での信頼性を確立しています。
スキンケア・化粧品カテゴリ
美容メディアと口コミプラットフォームが競い合う、EC・B2Cの中でもAI引用の競争が最も激しいカテゴリです。
プロンプト例
比較検討
「おすすめのスキンケアブランドを比較して」
「人気の高い化粧水ランキングを知りたい」
「2026年のスキンケアトレンドは?」
課題解決
「敏感肌向けのスキンケア化粧品は?」
「30代のエイジングケアにおすすめの美容液は?」
「プチプラで効果のあるスキンケアは?」
最終判断
「高級化粧水の口コミは本当に良い?」
「人気メーカーの化粧水の違いを知りたい」
「口コミサイトで評価の高い化粧品は信頼できる?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 @cosme cosme.net 66.7% 2位 美的 biteki.com 66.7% 3位 PR TIMES prtimes.jp 53.3% 4位 YouTube youtube.com 43.3% 5位 hadato hadato.jp 36.7% 6位 商業界 syogyo.jp 36.7% 7位 マイベスト my-best.com 36.7% 8位 note note.com 36.7% 9位 LIPS lipscosme.com 30% 10位 マイボイスコム myel.myvoice.jp 26.7%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 資生堂 国内化粧品の代名詞として最も多く言及 2位 SK-II 高級スキンケアブランドとして安定的に言及 3位 N organic ナチュラルコスメとして比較プロンプトで言及 4位 ANUA 韓国スキンケアブランドとして言及
カテゴリ分析
スキンケアカテゴリでは口コミプラットフォーム(@cosme:66.7%)と美容雑誌メディア(美的:66.7%)が同率で1位 です。他カテゴリではmy-best.comやYouTubeが引用を独占しがちですが、化粧品領域では@cosmeの口コミデータベースと美容雑誌の専門家レビュー がAIの情報源として同等に信頼されています。この「UGC(口コミ)と専門家レビューの二軸 」がAIの回答を構成する構造は、EC・B2C部門の中でもスキンケアカテゴリに特有です。prtimes.jp(53.3%)もプレスリリースとして高いスコアを獲得しており、新商品情報の一次ソースとしてAIに引用されています。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめの化粧水」「ランキングを知りたい」では、cosme.netとbiteki.comが口コミ数と専門家レビュー を根拠にAIの定番情報源として機能しています。化粧品領域では口コミプラットフォームとメディア が支配的です。
課題解決型
「敏感肌向け」「エイジングケア」など条件付きプロンプトでは、hadato.jpやnote.comの成分分析・肌質別解説記事 が引用されています。化粧品は個人差が大きいため、成分や肌質に踏み込んだ専門コンテンツ がAIに評価される傾向があります。
最終判断型
「口コミは本当に良い?」「信頼できるメーカーは?」では、myel.myvoice.jpの消費者調査データが引用されています。化粧品選びの最終判断では第三者調査機関のデータ がAIの信頼根拠として機能しています。
ヘアケア・美容家電カテゴリ
ドライヤー・ヘアアイロン・美顔器など、美容家電に関するAI検索の引用構造を分析しました。
プロンプト例
比較検討
「おすすめのヘアドライヤーを比較して」
「人気の美容家電ランキングを知りたい」
「2026年のおすすめ美顔器は?」
課題解決
「髪が傷みにくいドライヤーの選び方は?」
「コスパの良い美容家電を探している」
「人気ドライヤーの違いを知りたい」
最終判断
「人気ドライヤーの口コミは?」
「美容家電のプレゼントにおすすめなのは?」
「髪質改善に効果がある美容家電は?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 美的 biteki.com 86.7% 2位 マイベスト my-best.com 60% 3位 @cosme cosme.net 46.7% 4位 MAQUIA maquia.hpplus.jp 43.3% 5位 ビックカメラ biccamera.com 36.7% 6位 LIPS lipscosme.com 36.7% 7位 YouTube youtube.com 33.3% 8位 PR TIMES prtimes.jp 30% 9位 価格.com kakaku.com 26.7% 10位 note note.com 23.3%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 パナソニック ナノケア ヘアドライヤーの代名詞として最も多く言及 2位 ReFa 美容家電ブランドとして安定的に言及 3位 ダイソン 高級ドライヤーとして比較プロンプトで言及 4位 ヤーマン 美顔器ブランドとして言及
カテゴリ分析
ヘアケア・美容家電カテゴリでは美容雑誌メディアが圧倒的な支配力 を見せています。美的(biteki.com:86.7%)がAIに美容家電について質問した際に約9割の確率で引用元として表示 される高スコアで、美容雑誌メディアがAI検索を支配 していることを示しています。my-best.com(60%)も高いスコアですが、美的には及びません。美容家電は「専門知識×実機テスト」が求められる領域であり、出版社系メディアの専門家レビュー がAIに最も信頼されています。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめのドライヤー」「ランキングを知りたい」では、biteki.comが圧倒的な存在感を示しています。美容雑誌のベスコス受賞情報 がAIの回答の根拠として機能しており、スキンケアカテゴリの@cosme(口コミ型)とは情報の権威性の源泉が異なります 。
課題解決型
「パナソニックとダイソンの違い」「髪が傷みにくい選び方」では、maquia.hpplus.jpやbiccamera.comの製品比較・スペック解説記事 が引用されています。美容家電は機能比較がしやすいため、構造化されたスペック比較表 を持つコンテンツが有利です。
最終判断型
「口コミが良い美容家電」では、cosme.netやlipscosme.comの口コミデータとbiteki.comの専門家評価が二重の信頼根拠 として引用されています。美容家電選びの最終判断では「専門家のお墨付き+ユーザーの実体験」が両輪として機能しています。
サプリメント・健康食品カテゴリ
健康意識の高まりを背景に、サプリメント選びにおけるAI検索の情報源を調査しました。
プロンプト例
比較検討
「おすすめのマルチビタミンサプリを比較して」
「人気の健康食品ブランドを教えて」
「プロテインのおすすめランキングは?」
課題解決
「40代女性におすすめのサプリメントは?」
「サプリメントの正しい飲み合わせは?」
「コスパの良いプロテインの選び方は?」
最終判断
「人気メーカーのサプリの違いは?」
「信頼できるサプリメントメーカーの見分け方は?」
「サプリメントの安全性はどう確認する?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 マイベスト my-best.com 50% 2位 PR TIMES prtimes.jp 46.7% 3位 サントリー健康情報 suntory-kenko.com 43.3% 4位 xenoBrain service.xenobrain.jp 40% 5位 厚生労働省 mhlw.go.jp 40% 6位 健康長寿ネット tyojyu.or.jp 33.3% 7位 ファンケル fancl.co.jp 33.3% 8位 価格.com kakaku.com 30% 9位 AFRICA TIME africatime.com 26.7% 10位 ウェルネスライフ wellnesslife.co.jp 16.7%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 ファンケル サプリメントの定番ブランドとして最も多く言及 2位 DHC 健康食品ブランドとして安定的に言及 3位 大塚製薬 ネイチャーメイド等のサプリで言及 4位 アサヒグループ食品 ディアナチュラ等のサプリで言及
カテゴリ分析
サプリメントカテゴリは他カテゴリとは異なり、厚生労働省(mhlw.go.jp:40%)や健康長寿ネット(tyojyu.or.jp:33.3%)などの公的・公益機関 がAIの引用元として上位に入っています。これはEC・B2C部門の他カテゴリには見られない特徴で、健康に関する情報はAIが公的機関の情報を優先的に信頼 することを示しています。一方で、サントリー健康情報(suntory-kenko.com:43.3%)やファンケル公式(fancl.co.jp:33.3%)などメーカー公式サイトが直接引用される率も高く 、自社コンテンツの充実がAI検索対策として直接的に有効なカテゴリです。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめのサプリ」「ランキングを知りたい」では、my-best.comとprtimes.jpが定番です。サプリメント領域では検証メディアが引用の中心 であり、美容雑誌の影響力は限定的です。
課題解決型
「飲み合わせ」「安全性」など健康リスクに関わるプロンプトでは、mhlw.go.jp(厚生労働省)やtyojyu.or.jp(健康長寿ネット) が引用されています。AIが医学的根拠を必要とする回答では公的機関を優先 する明確な傾向があります。
最終判断型
「信頼できるメーカーの見分け方」ではxenobrain.jpの業界分析やfancl.co.jpの公式情報が引用されています。サプリメント選びの最終判断ではメーカーの情報発信力 が直接AIの引用に反映されており、自社サイトのコンテンツマーケティングが他カテゴリ以上に有効です 。
インテリア・家具カテゴリ
家具サブスクからECまで、住空間に関するAI検索の情報源を調査しました。
プロンプト例
比較検討
「一人暮らしにおすすめの家具ブランドは?」
「人気のインテリアショップを比較して」
「コスパの良い家具通販サイトを教えて」
課題解決
「6畳の部屋に合う家具の選び方は?」
「テレワークに最適なデスクのおすすめは?」
「北欧風のインテリアをリーズナブルに揃えるには?」
最終判断
「人気家具ブランドの品質の違いは?」
「家具のサブスクは本当にお得?」
「家具通販サイトの口コミは良い?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 YouTube youtube.com 63.3% 2位 CLAS clas.style 60% 3位 note note.com 46.7% 4位 praemio praemio.work 46.7% 5位 a.flat aflat.asia 33.3% 6位 家具ガイド furniture-guide.jp 33.3% 7位 LOWYA low-ya.com 30% 8位 Re:CENO receno.com 26.7% 9位 rasik rasik.style 23.3% 10位 マイベスト my-best.com 20%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 IKEA 家具・インテリアの代名詞として最も多く言及 2位 無印良品 シンプルデザイン家具として安定的に言及 3位 Herman Miller 高級オフィスチェアとして言及 4位 LOWYA EC家具ブランドとして言及
カテゴリ分析
インテリア・家具カテゴリで注目すべきは、家具サブスクサービスのCLAS(clas.style:60%)がmy-best.com(20%)を大幅に上回って上位にランクイン していることです。他カテゴリではmy-best.comが常に上位ですが、家具領域ではサブスクという新しい購入形態のコンテンツ がAIに高く評価されています。YouTube(63.3%)もルームツアーや家具レビュー動画として最高スコアを獲得しています。note.com(46.7%)もインテリアコーディネートの実例記事が引用されています。「見せる」コンテンツがAI検索で強い のが家具カテゴリの特性です。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめの家具ブランド」「ランキングを知りたい」では、YouTubeのルームツアー動画とclas.styleのサブスク比較記事が定番です。家具領域では視覚的コンテンツ(動画・写真) がAI引用の中心を占めています。
課題解決型
「6畳の部屋に合う家具」「テレワーク用デスク」など条件付きプロンプトでは、praemio.workやaflat.asiaの空間別コーディネート記事 が引用されています。家具選びでは具体的な間取り・用途に合わせた提案型コンテンツ がAIに評価されます。
最終判断型
「家具サブスクはお得?」「品質の違い」では、clas.styleの料金比較やnote.comのユーザー体験記が引用されています。新しいサービス形態に関するプロンプトでは、そのサービス自体のコンテンツがAIの情報源 になりやすいといえます。
デジタル家電・ガジェットカテゴリ
スマートウォッチからスマートリモコンまで、デジタルガジェットに関するAI検索の引用構造を分析しました。
プロンプト例
比較検討
「おすすめのワイヤレスイヤホンを比較して」
「人気のスマートウォッチランキングを知りたい」
「2026年のおすすめガジェットは?」
課題解決
「ノイズキャンセリングイヤホンの選び方は?」
「スマートホームの始め方を教えて」
「1万円以下のおすすめモバイルバッテリーは?」
最終判断
「人気スマートウォッチの違いは?」
「信頼できるガジェットレビューサイトは?」
「スマートリモコンの口コミは良い?」
ドメイン引用ランキング
順位 サイト名 ドメイン スコア 1位 note note.com 90% 2位 ラトックシステム ratocsystems.com 83.3% 3位 ヤマダウェブコム yamada-denkiweb.com 73.3% 4位 360LiFE 360life.shinyusha.co.jp 66.7% 5位 YouTube youtube.com 63.3% 6位 monita monita.online 63.3% 7位 デジタルスタイル digital-style.jp 43.3% 8位 ユウボク store.youboku.tokyo 40% 9位 マイベスト my-best.com 36.7% 10位 Wikipedia en.wikipedia.org 16.7%
ブランド言及ランキング
順位 ブランド名 主な引用元 1位 Apple Watch スマートウォッチの代名詞として最も多く言及 2位 Anker モバイルバッテリーの定番として安定的に言及 3位 Sony WF-1000XM5 ワイヤレスイヤホンとして比較プロンプトで言及 4位 SwitchBot スマートリモコンの代表として言及
カテゴリ分析
デジタル家電・ガジェットカテゴリはEC・B2C部門で最も極端な引用集中 が見られます。note.com(90%)はAIにガジェットについて質問した際に9割の確率で引用元として表示 されるという異常値を記録しています。ratocsystems.com(83.3%)もスマートホーム専門メーカーとして極めて高いスコアです。さらにyamada-denkiweb.com(73.3%)も高水準で、note.comのユーザーレビュー・まとめ記事 、家電量販店のスペック情報 、メーカー公式のハウツー記事 という三つの情報源タイプがAIの回答を構成しています。美容家電で美的が86.7%だったのに対し、デジタル家電ではUGCプラットフォーム(note.com) が最も信頼される情報源という対照的な構図です。
カスタマージャーニー別インサイト
比較検討型
「おすすめのガジェット」「ランキングを知りたい」では、note.comのまとめ記事が圧倒的な引用率を誇ります。デジタル家電領域ではユーザーが書いたレビュー・まとめ記事 がAIの定番情報源であり、実際に使った人の声 がメディアの専門家レビューより重視される傾向があります。
課題解決型
「スマートホームの始め方」「選び方のポイント」では、ratocsystems.comやdigital-style.jpのハウツー記事 が引用されています。メーカーの「使い方ガイド」がそのままAIの課題解決コンテンツ として評価されています。
最終判断型
「信頼できるレビューサイト」では、360life.shinyusha.co.jpの実機テスト記事 やyamada-denkiweb.comのスペック情報が引用されています。デジタル家電の最終判断では数値データに基づく客観的比較 がAIの信頼根拠として機能しています。
自社サービスのAI検索での引用状況を確認しませんか? Brand UPなら、ChatGPT・Gemini・Perplexityなど主要AI検索での自社ブランドの表示状況をワンストップで計測・分析できます。
全カテゴリ横断で見えた傾向
情報源タイプ別の引用構造
EC・B2C部門の全8カテゴリを横断して分析すると、カテゴリごとにAIが最も信頼する情報源のタイプが明確に異なる ことがわかります。
引用構造タイプ 該当カテゴリ 最も引用される情報源 特徴 専門メディア独占型 ヘアケア・美容家電 美的(86.7%) 美容雑誌の専門家レビューがAIを支配 UGCプラットフォーム型 デジタル家電・ガジェット note.com(90%) ユーザーのまとめ記事がメディアを凌駕 専門EC優位型 ブランドバッグ・時計 RASIN(70%) 専門知識を持つECが汎用メディアを上回る 口コミ×専門家二軸型 スキンケア・化粧品 @cosme・美的(66.7%) UGCと専門家レビューが同等に信頼される 検証メディア中心型 シューズ・スニーカー snkrdunk・my-best(53.3%) 市場データと第三者検証が両輪 公的機関参照型 サプリメント・健康食品 厚労省(40%) 健康リスクに関わる領域は公的情報を優先 PRメディア拮抗型 ファッション prtimes.jp(43.3%) 特定メディアの独占がなく群雄割拠 サブスク・新形態型 インテリア・家具 CLAS(60%) 新しいビジネスモデルのコンテンツが高評価
部門全体を貫く3つの法則
「独自データ」を持つサイトがAI引用を獲得する :snkrdunk.comの市場データ、@cosmeの口コミデータベース、RASINの取引実績など、他サイトにはない独自データを持つプラットフォームが高い引用率を記録
カテゴリの性質がAIの情報源選定を決める :健康リスクに関わるサプリメントでは公的機関、高級品では専門EC、美容では雑誌メディアと、カテゴリの専門性とリスク度合い に応じてAIの情報源が変化
メーカー公式サイトが直接引用される余地が大きい :サントリー健康情報やファンケル公式、ratocsystems.comなど、自社コンテンツが充実しているメーカー はAIに直接引用される。EC・B2Cでは自社サイトのコンテンツ戦略がAI引用に直接反映 される傾向が強い
EC・B2C事業者が取るべきAI検索対策
カテゴリ特性に合わせた情報発信先を選ぶ :美容系ならbiteki.com・cosme.net、ガジェット系ならnote.comなど、そのカテゴリでAIが最も信頼する情報源を見極めてコンテンツを投入する
独自データを武器にする :市場データ、口コミデータベース、取引実績など、自社だけが持つデータを公開コンテンツ化することでAIの「信頼できる一次ソース」として認識される
公式サイトのコンテンツを充実させる :特にサプリメント・健康食品領域では、メーカー公式サイトの専門コンテンツがAIに直接引用される傾向が強い。成分解説、使い方ガイド、研究データなどの教育的コンテンツが有効
YouTubeレビュー動画の活用 :全8カテゴリで引用される唯一のプラットフォームとして、商品レビュー・ハウツー動画はカテゴリを問わずAI引用に直結する
自社サイトが第三者メディアに埋もれてしまう場合、その原因はLLMがどう情報源を選んでいるかという仕組み側にあることも少なくありません。
まとめ
本調査では、EC・B2C部門の全8カテゴリ×240プロンプト×4プラットフォームの組み合わせを3ヶ月間にわたり繰り返し調査し、カテゴリごとのAI引用ランキングを発表しました。
主な発見は以下の通りです。
YouTube(46.3%)が総合1位で全カテゴリ制覇 :動画レビューがEC・B2C領域のAI検索を横断的に支配。消費者向け商材では動画コンテンツが最も信頼される情報源として機能している
カテゴリごとに「AIが信頼する情報源タイプ」が完全に異なる :美容雑誌独占(ヘアケア)、UGC独占(ガジェット)、専門EC優位(高級品)、公的機関参照(サプリ)と、画一的なAI検索対策では対応できない
独自データを持つプラットフォームが引用を獲得 :snkrdunk.comの市場データ、@cosmeの口コミ、RASINの取引実績など、「他にない情報」を持つサイトがAIに選ばれる
メーカー公式サイトのAI直接引用が多い :サントリー健康情報(43.3%)、ファンケル(33.3%)、RATOC Systems(83.3%)など、自社コンテンツが充実しているメーカーはAIの情報源として直接引用されている
新しいビジネスモデルのコンテンツがAIに高評価 :家具サブスクのCLAS(60%)がmy-best.com(20%)を上回るなど、新しいサービス形態を解説するコンテンツはAI検索で高い引用率を記録
AI検索の時代において、EC・B2C事業者は「自社のカテゴリでAIがどの情報源を信頼しているか」を見極め、そこに向けたコンテンツ戦略を展開することが重要です。まずは Brand UP で自社商品・自社サイトのAI検索での引用状況を診断してください。カテゴリごとの引用元と自社の立ち位置がわかれば、次に着手すべきコンテンツ施策も具体的に見えてきます。
よくある質問 EC・B2C部門で1位になったのはどのサイトですか? カテゴリによってAIが引用する情報源のタイプは変わりますか?
出典・参考データ
[1] AI Search Cited Award 2026 上期 EC・B2C部門 調査データ (Brand UP調べ) 2026-02
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